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ひろしま戦前の風景 71.長寿園の桜並木

昭和2年(1927年)ころ 撮影:上西寛之助氏
提供:上西功一氏 / 広島平和記念資料館 広島市中区白島北町ほか

戦前、太田川の河畔にあった長寿園は、比治山公園と並んで広島市内の桜の名所であった。明治43年(1910年)に、商人の村上長次郎氏が土手に桜を植え、大正5年(1916年)に「長寿園」と名付けて一般公開した。対岸の大芝公園の桜も咲き誇り、見事な眺めであったという。
戦後は次第に樹勢が衰え、地区には高層アパートが次々と建築、桜の名所長寿園は姿を消した。現在周囲の河畔には新たに桜が植樹され、再び市民の目を楽しませている。
後半の単線鉄道と蒸気機関車は、私鉄「広島電気」(現JR可部線)と思われる。そして最後に収録されている完成前の広島市役所は、昭和3年(1928年)3月に竣工している。
参考資料:「広島市郷土資料館企画展 お花見」広島市市民局文化スポーツ部文化財課 2010年

RCCテレビ60年特別配信『ひろしま 戦前の風景』

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