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ひろしま戦前の風景 43.本通りと袋町周辺

昭和13年(1938年)ころ 撮影:吉岡信一氏 提供:広島市公文書館 広島市中区本通など

初めのカットは本通り交差点の東から西を撮影。反対側から撮影したカットもある。
本通り交差点から南を撮影したカットで電車道にせり出す黒い影は国泰寺の大クスノキ。
国の天然記念物で大切に扱われ、境内の外に張り出した根を保護するため、歩道は盛り上げ、電車軌道も根を避け湾曲して敷設された。
クスノキの手前の建物は日本銀行広島支店で、現存する被爆建物である。クスノキは原爆で焼失、焼け残った根は戦後撤去された。
和風の門は、昭和10年(1935年)に竣工した山陽記念館の入り口。江戸時代の学者、頼山陽が脱藩の罪で幽閉され「日本外史」を執筆した居室(昭和11年に国の史跡指定)と資料を展示する記念館のカットがある。
居室は原爆で焼失、コンクリート造りの記念館も大破し展示品は内部火災で焼失した。現在は頼山陽史跡資料館として再建されている。
参考資料:「ヒロシマの被爆建造物は語る」 広島平和記念資料館 1996年、RCCニュース 2008/07/25放送より

RCCテレビ60年特別配信『ひろしま 戦前の風景』

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