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ひろしま戦前の風景 14.楽々園遊園地

昭和13年(1938年)1月と4月 撮影:栄花文造氏 佐伯区楽々園

「楽々園駅」は、広島で初めての遊園地「楽々園」に客を呼び込む目的でつくられた。このあたりには江戸時代に塩田が開かれていたが、その後衰退し廃止。昭和11年、当時宮島線を経営していた広島電鉄の前身、広島瓦斯電軌が、塩田の埋め立て地に遊園地を開設、「楽々園」と名付けた。当時は「遊園地」そのものの概念が珍しく、大いに話題を呼び、お客は遠く島根など県外からもやって来た。園内は、電気自動車、汽車、プール、猿が島などがあって、日常生活とは全く違う夢の別天地。「明日は楽々園」と言われて眠れない子も多かった。子供は勿論大人も充分楽しんだ。戦前の園内は、ゆったりと余裕があり、家族連れが弁当を広げていた。年と共に遊具も増えて賑わったが、昭和46年(1971年)に閉園となった。
参考資料:「ひろしま今昔」(RCC番組1989/11/25放送)より

RCCテレビ60年特別配信『ひろしま 戦前の風景』

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